ここ2カ月立て続けで担当させていただいたイベントについてご紹介したいと思います。
一つは3月25日(土)に和歌山市内にある特定非営利活動法人 AIEL(アイエル)言語・国際教育協会と共催で行った『絵本で外国文化を楽しもう! ―キリスト教の復活祭「イースター」―』です。
もう一つは4月15日(土)の『チュニジアの昼下がり ―地中海の風光―』です。こちらはシュワヤク・マヘディさんという和歌山市内在住のチュニジア人の方に語っていただきました。
どちらも参加者の方々が積極的にご参加してくださったので、とてもありがたかったです。
まず、一つ目の企画はAIEL さんが実績を重ねてこられた英語絵本の読み語りで、小学校2年生までの乳幼児・児童とその保護者の方々を対象にした内容でした。
イースターについて描かれた絵本の読み語りに加え、イースターエッグを用いた遊びもありました。
川野有美子さんと袋谷敬子さんの語りと、絵本のセレクトが秀逸だったため、子どもたちは食い入るように絵本を楽しんでいるのがとても印象的でした。
イースターエッグをスプーンで運んだり、転がしたりするイベントも本当に楽しそうでした。
参加者の方々からも「定期的に絵本のイベントをやってほしい!」などというご意見もいただき、今年度は英語だけではなく、多言語化してやっていければいいなと考えています。
もう一つの企画の『チュニジアの昼下がり ―地中海の風光―』もとても盛況でした。チュニジアは地中海に面する北アフリカの国なのですが、日本人にはあまりなじみのない国かもしれません。
しかし、講師のマヘディさんの明朗なお人柄、配慮に満ちた彼の姿勢のお蔭か、彼が望んだ対話的なプレゼンテーションが実現しました。
内容はチュニジアの地域と自然、動物、言語、文化など。地中海に面する北側は緑が豊富で、南側は砂漠地帯であること、フェネックスやスナネコなどの動物、イタリア語やスペイン語由来のアラビア語を持つ独特のチュニジアの言葉などをご紹介してくださいました。
参加者の方が気になることがあればすぐに質問され、またマヘディさんも丁寧にお答えになったことで、アンケートでも「参加する前はチュニジアのことについてほとんど知らなかったが、色んなことを理解できた」というご感想もいただけました。
交流会のためにマヘディさんが作られたチュニジアン・タジンという香辛料や鶏肉等が入ったオムレツも、アーモンドとミントが入ったチュニジアン・ティーも、参加者の方々にとても喜んでいただけました。
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